1/24(木)晴れ 寒い
集合時間前の 9 時40分の根岸駅改札前には既に何人か見えていた。10時10分発のバスに乗り、間門(マカド)小学校前で下車。高い崖を眺め「昔はここまで海だった」「潮干狩りに来た」と話に花が咲く。
三渓園の南門から入るのは初めての人も多かった。池の手前でボランティアガイドの江本さんが迎えてくれた。先ず三渓園のシンボルでもある三重塔に向かう。坂道と階段があるのでパスするつもりだったが、ガイドさんとしては外せないらしい。久しぶりの三重塔からは大池を隔てて、ベイブリッジや遠くに鶴見のつばさ橋が望めた。
急な階段を下りて合掌造りの旧矢籭原(やのはら)家住宅へ。人数が多いせいか、2組に分かれてのガイドさんの案内。それぞれ説明を受けながら一回りする。冷えた体に囲炉裏の火が温かい。
その後は梅林を通り大池へ。本格的な開花はこれからだが満開の枝もありホッとした。つややかな黄色の蝋梅も咲いている。ここで別行動の S さんたちとも合流して内苑を回る。ガイドさんのポイント、ポイントでの丁寧な説明で、初めて知ることも多く目からウロコだったが、時間切れで三渓記念館もパス。
12時過ぎに正門(正面口)から“せんざん″に向かう。直行の K さん、遅れてきた H さんも先着していて総勢19人、掘りごたつの部屋に収まった。
三渓園では休憩時間も取れず、寒かったせいかお茶も飲んでいない。暖かい部屋に落ち着くと急に喉の渇きが感じられた。乾杯のビールが喉にしみる。その後は運ばれてくる料理とおしゃべりに忙しい。にぎやかさも絶頂のさなかに小坂先生が現れた。差し入れのイチゴが冷たくておいしい。
楽しいランチの後は腹ごなし(?!)に本牧の丘に登る。小坂先生と K さんは“せんざん″から名残惜しそうに帰られた。
本牧山頂公園は米軍の接収解除の後整備されたが、1 月の今は人も少なく歌うには最適な場所。展望台に上がると空は霞んで西の空の富士山は見えない。沢の山並みがうっすらと浮かんでいた。「泉に水くみにきて・・・」「おお牧場はみどり・・」と歌い始めたが風が冷たい。休憩所の前に移動して再開する。「ともしび」、「すずらん」と歌は続く。3 時を過ぎて日ざしも弱くなり、「本日はこれまで」と本牧神社への階段を下りる。意外に立派な注連縄に感嘆の声が上がる。K さんのお賽銭でみんな頭を垂れる。ご利益はなさそう~~(-_-;)
本牧通りまで緋ざくらの並木を歩き、大通りの手前で関内方面、根岸方面と二手に分かれ帰途についた。皆様お疲れ様でした。何かとご協力をありがとうございました m(__)m また出かけましょう!!

2019.01.30 「道」三渓園