待望の合唱団「道」ロシア民謡・愛唱歌曲第5集が完成しました。創立50周年記念事業として企画されたもので,第4集以来17年ぶりの発行になります。私たちが歌ってきた合唱譜を形に残し,歌い継ぎたい曲を団員アンケートなどで選んで歌集にまとめてきました。これまで全5集158曲(総目次は下に)におよびますが,50年間に歌ってきた曲からすればまだ一部です。それだけ厳選されたロシア民謡,その他の愛唱曲の集大成は,合唱団「道」にとどまらず貴重な文化財産ではないかと思います。
第5集には,「アムールの大地」「キエフの鳥の歌」「どん底の歌」「果てもなき荒野原」など33曲を収録しました。よく知られた曲や合唱団「道」が初演した曲など色とりどりの宝石箱です。また,第5集には2つの付録がつけられています。収録曲の簡単な紹介リーフレットおよび全曲の演奏CDです。演奏はすべて合唱団「道」の過去の演奏会での録音を使用しました。(歌集は団員用として発行しています。外部への販売はしていませんが,合唱譜をお探しの方はご相談に応じます)

ロシア民謡・愛唱歌曲集
第1集(31曲88頁)
赤いサラファン
アムール河の波
泉のほとり
ウラルのぐみの木
カチューシャ
鐘の音は単調に鳴り響く
カリンカ
君知りて
暗い夜
黒い瞳の
心さわぐ青春の歌
さびしいアコーディオン
仕事の歌
白樺
収穫の歌
ステンカラージン
鈴らん
聖なる湖バイカル
前線にも春が来た
小さいぐみの木

ともしび
母なるヴォルガを下りて
広きドニエプルの嵐
二つの岸
冬の道
ヴォルガの船曳き歌
モスクワを行けば
夕の集い
雪白く
リンゴの花咲くころ
第2集(33曲88頁)
小川の洗濯場で
樫の樹
草原に
草原に(リャードフ編)
黄金の小麦
コサックの子守歌
小麦色の娘
シベリア大地の歌
鈴はなりトロイカはひたはしる
せわしき流れの河
鉄路の歌
飛べよ鳩よ
囚われ人
トロイカ
なつかしきヴォルガ
野の花はしおれないのに
バイカル湖のほとり
はてもなき荒れ野原
波止場の夜
春のヴォルガ
バルカンの星の下に
船のり(合唱団白樺訳詞)
船乗り(中央合唱団訳詞)
ボートの上で
ポールュシカ・ポーレ
ヴォルガのしらべ
街のざわめきも聞こえず

モスクワ郊外の夕べ
ルースカエ・ポーレ
やなぎ
ロシア私のふるさと
私を責めないで
第3集(31曲78頁)
愛はとわに消えて
うぐいす鳴かず
うぐいすよ
小川の向う岸
小川のせせらぎ
おりづる
風よ歌え
カリーナの茂みに
行商人
暗き森にて
けし
この谷間
子守歌
ざわめけバイカル
ジグリ
スリコ
祖国
トロイカ
野に立つ白樺
百万本のバラ
ベッヘンワルドの警鐘

ヴォルガは流れる
満州の丘に立ちて
森のかえで
やれつらいね
夕べの鐘
夜は暗い
ル・ガレリヤン
私のたき火
第4集(32曲70頁)
愛の歌
秋のまどろみ
あなたに会った時
ウチョース(巌)
エルベ河
大きな村が見える
おお広き野よ
小川にそって
風ふけよ
雁の群れ
川岸のベンチで
くぐり戸
黒い瞳(め)
コサックの歌
さらば岩山よ
ざわめけ、アムール
シベリヤの密林で
処女地めざして
親友の歌
すばらしい未来
セバン収穫の歌
種まきすんだよ
トロイカ(走るよトロイカ)
野をこえ山こえて
灰色の荒鷲
母なるネヴア河よ
窓辺に散るチェリョームハ
丸顔の娘
道に吹雪が吹き荒れて
燃えろ私の星よ
夜に
ワーシャ・ワシリョーフ
第5集(32曲92頁)
青いプラトーク
秋ふたたび
アムールの大地
美し春の花よ
エニセイ河
おお,カリーナの花が咲く
おお,ライ麦よ
枯葉
キエフの鳥の歌
聞けよ!
黒い瞳
サマラの町よ
白いアカシア
十二人の盗賊
チェルノブイリのこうのとり
月は輝く
トロイカ(道に何を見るか)
どん底の歌
長い道を
夏の調べ
果てもなき荒野原
母なるヴォルガわが河よ
ふるさとの山影
ぶどう色のショール
ヴォルガエレジー(悲歌)
ヴォルガからドンへ
燃えろペチカ
もしもヴォルガが逆流したら
森はざわめく
山小屋の娘(山のロザリア)
郵便馬車の馭者だった頃
わにのゲーナのうた・そら色の列車